薬物乱用防止キャンペーン in 横濱

危険ドラッグって?大麻って?覚醒剤って?

危険ドラッグの規制について

危険ドラッグから見つかった成分が、指定薬物として規制されます。


厚労省は、違法薬物とほぼ同じ成分が含まれているものの薬事法で規制できていない「危険ドラッグ」について、国内で販売されていた危険ドラッグから見つかった9つの化学物質を、新たに薬事法に基づく「指定薬物」にすると発表した。
7月1日の改正省令施行で指定薬物となり、以降は違法薬物として規制対象になる。
9物質の一部は「脱法ハーブ」として販売されていたものから検出されたという。指定薬物は今回の指定で77種類目。指定薬物は治療や研究目的以外の製造、販売、輸入が禁じられている。


指定薬物に指定された9物質は下記の通り。

  • N-(1-アダマンチル)-1-ペンチル-1H-インダゾール-3-カルボキサミド及びその塩類 (通称:APINACA)
  • N-(1-アダマンチル)-1-ペンチル-1H-インドール-3-カルボキサミド及びその塩類 (通称:APICA)
  • 2-(エチルアミノ)-2-(3-メトキシフェニル)シクロヘキサノン及びその塩類 (通称:Methoxetamine)
  • ナフタレン-1-イル[4-(ペンチルオキシ)ナフタレン-1-イル]メタノン及びその塩類 (通称:CB-13)
  • ナフタレン-1-イル[1-(ペント-4-エン-1-イル)-1H-インドール-3-イル]メタノン及びその塩類 (通称:JWH-022)
  • 2-(メチルアミノ)-1-(3,4-ジメチルフェニル)プロパン-1-オン及びその塩類 (通称:3, 4-ジメチルメトカチノン)
  • {1-[(1-メチルピペリジン-2-イル)メチル]-1H-インドール-3-イル}(ナフタレン-1-イル)メタノン及びその塩類 (通称:AM1220)
  • 2-(2-メトキシフェニル)-1-{1-[(1-メチルピペリジン-2-イル)メチル]-1H-インドール-3-イル}エタノン及びその塩類 (通称:Cannabipiperidiethanone)
  • (2-ヨードフェニル){1-[(1-メチルピペリジン-2-イル)メチル]-1H-インドール-3-イル}メタノン及びその塩類 (通称:AM2233)

リーフレット イメージ画像

平成24年7月1日より新たに9物質が指定薬物に指定されました。 [719KB]

厚生労働省 薬物乱用防止に関する情報
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/

厚生労働省では、人体に悪影響がある「指定薬物」に77種類を指定していますが、違法薬物と成分構造が似ていれば一括して規制や摘発ができる「包括指定」を導入し、規制を強化する方法を、現在検討しています。また、新たなホームページを作成し、そのページから「危険ドラッグ」に関する注意喚起を促していきたいとしています。


英国の危険ドラッグ対策

英国では、ケント州の池で溺死した2人の男性の体内から危険ドラッグが検出されたことから、危険ドラッグの危険性が話題になっています。問題になっているのは、メトキセタミンmethoxetamine (MXE)と呼ばれるもので、「ケタミンの安全版」などとして販売され、英国の危険ドラッグ市場で急速に広まっているものです。メトキセタミンは、粗い粉末状のドラッグで、ケタミン(日本では麻薬)と化学構造が似たアナログで、その作用にも共通するものがある。
危険ドラッグ市場では試薬Research Chemicalとして販売され、例によって、「人が摂取するものではありません」などと表示され、ショップなどで1袋8ポンド(約1000円)ほどで販売されています。


[参考資料]
英国でのメトキセタミン販売の現状―BBCニュース
http://www.bbc.co.uk/news/health-17315657

メトキセタミンMethoxetamine(MXE, MKET, MOX, mexxy)は解離性麻酔薬の一つである。3-MeO-2-Oxo-PCEとも呼ばれ、アリルシクロヘキシルアミン系に属し、ケタミンのデザイナードラッグとして広く流通している。